こんにちは!
最近、寒くて毎朝お腹がやられてしまっている小川です・・・😢
でも昼間はいいお天気でしたね!!
ぽかぽかしていて風も吹いててポスティング日和でした🚗💨
1人でも多くのお客様に知ってもらえたらいいなという想いを込めて配らせていただいております♥
本日はヒートショックについて触れていきたいと思います☺
ヒートショックとは・・・?
急激な温度の変化で身体がダメージを受けることです。
具体的に言うと、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管に悪影響が出ることをヒートショックといいます。
この血圧の乱れに伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。
冬場にお風呂とかトイレに向かうときに寒い廊下を通るような感じっていうのがイメージしやすいかなと思います。
ヒートショックの特徴
2006年のデータですが、交通事故による死亡者が約7,000人であったのに対し、ヒートショックでは倍の14,000人が亡くなっています。
え・・交通事故よりも多いの・・・
って思いますよね。
あれだけ多く起きている交通事故による死亡者よりも、ヒートショックによる死亡者の方が倍近くあるんだってことを知っておくと、皆さんも他人事ではなく、室内環境にも気を使い始めるようになるのでは!と思います😌
ヒートショックが起こるしくみ
ヒートショックは、おもに家の中の温度差により起こることがわかっています。真冬は、暖房をつけている暖かい部屋と暖房をつけていない浴室やトイレの温度差は、10℃を超えるといわれています。
暖かい部屋から寒い浴室に移動すると、体は室温の急激な変化から体温を調節するために、ブルブルと筋肉を震わせて熱を作ります。
同時に血管を細くして、皮膚の下に流れる血液の量を減らし、体の熱を外に逃がさないように調節します。血管が縮むと、血液が流れにくくなるので、血圧は急上昇します。
しかし、浴槽の温かい湯につかることで、血管は拡張し、急上昇した血圧が、今度は急激に低下してしまうのです。
その後も、浴槽から出て体を洗ったり、あるいは熱い湯船からいきなり出て寒い脱衣所に移動することなど、一連の入浴行動の中で血圧は急激に大きく変動します。
健康な若い人なら、血圧の急上昇や急下降にも耐えられるかもしれませんが、高血圧や糖尿病、脂質異常症など動脈硬化が進行した高齢者では、血圧の上昇による心筋梗塞、致命的な不整脈、脳梗塞や脳出血などを引き起こしやすくなっています。
反対に、血圧が低下することでめまいやふらつきが起き、または意識を失って、転倒や溺死という結果を引き起こすこともあるのです。
ヒートショックが起きやすい場所
ヒートショックを起こしやすいのは、特に冬場の冷え込んだトイレ・洗面室・浴室など、極端な温度差がある場所です。
ヒートショックになりやすい人
要注意項目
●65歳以上(特に75歳以上)
●以下の病歴がある
・狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞
●以下の持病がある
・不整脈、高血圧、糖尿病
●以下の習慣がある
・飲酒直後に入浴する
・食直後に入浴する
・薬を飲んだ直後に入浴する
・一番風呂
・深夜に入浴
・熱い湯(42℃以上)に、首まで長くつかる
●以下のような居住空間である
・浴室・脱衣所・トイレに暖房設備がなく、冬場は寒い
・浴室がタイル張りで窓があり、冬場は寒い
・居間と浴室、トイレが離れている
等があります😳
ヒートショックを起こさないための予防法
ヒートショックをさないための対策としては、以下のようなことが挙げられます。
入浴についての注意点
入浴前と入浴後に水分を補給する
入浴すると汗をかき、体内の水分が減って、血液がドロドロになります。
その状態では血栓ができやすく血圧が上がると脳梗塞や心筋梗塞になりやすいため、入浴前と後で水を飲むことで、血圧や血流の変動による脳疾患などを引き起こさない状態を作っておきましょう。
食後1時間以上空けてから入浴する
食後は消化器官に血液が集まり、血圧はやや低くなっています。
そこに入浴をするなど血圧を上げる行動をすると、血管内の変動がより大きくなり、ヒートショックを引き起こしやすくなります。
お酒を飲むなら入浴後に
飲酒すると、血管が拡張し血圧低下を起こしたり、体の反応も低下して転倒しやすくなります。危険性が高まるので、飲酒後の入浴は避けたいものです。
人の体温が一番安定する時間帯は16~19時といわれており、この時間帯に入浴が推奨されています。ご高齢でお酒が飲みたい方は、夕方入浴して、その後晩酌にしてはいかがでしょうか。
部屋間の温度差をなくす
脱衣所や浴室に暖房器具を設置するなどして暖かくしておくことが最も重要です。
浴室内に暖房器具がなくても、浴槽にお湯を溜めるときにシャワーを使って高い位置から浴槽に注いだり、お湯を張った浴槽のフタを開けておくなどすれば、浴室内は暖まります。
また、1番風呂は避けて2番目以降に続けて入ることにより浴室内が暖まっているときに入浴することができます。
ゆっくり温まる
入浴時にはいきなり浴槽に入らず、心臓に遠い手や足からかけ湯をするなど、お湯の温度に体を十分に慣らしてから浴槽に入るようにすることで、急激な血圧の変化を防げます。
浴槽の湯温を低めにする
浴槽の湯温が高いと心臓に負担がかかります。38℃~40℃程度のぬるめのお湯から入り、熱いお湯を足して徐々に温めるようにしましょう。
長湯をしない
長湯をすると、心臓に負担がかかり、疲労感が増し、転倒しやすくなります。また、血圧が下がりすぎてしまい、入浴後に血圧が急上昇すると、そのショックで症状が発生しやすくなります。
浴槽から急に立ち上がらない
浴槽から出るとき、急に立ち上がると血圧は急激に下がります。立ちくらみを起こし、転倒のリスクが高まります。
浴室に手すりをつける
手すりがあれば、万一めまいが起きても、倒れる途中でつかむことができ、転倒を防げます。
他の人が声かけする
入浴中にヒートショックが起きても、他の人がすぐ発見して処置をすれば、溺死にまでは至らないことが多くあります。
実際、公衆浴場では死亡事例が少ないのです。家族やヘルパーなどが入浴時に声がけをし、安否確認をすることも大切です。
トイレでの注意点
寝室はトイレの近くにする
高齢者は夜間頻繁にトイレに行くことが多くあります。寒い廊下を経てトイレに行くだけでも、心臓に負担がかかります。可能であれば、寝室はトイレに近い部屋に設定しましょう。
トイレに暖房器具を置く
浴室や脱衣室と同様、トイレも小さな個室であり、寒い空間であるのが通常です。
現在は、人感センサー付き電気温風器や、ヒーター一体型の天井照明など、場所を取らない暖房器具も販売されています。それらを活用して、トイレに暖房設備を設置しましょう。
ご家族やご自身の健康に気を使いながら、快適に暮らせるお家づくりを一緒にしていきませんか?😄
冬場の温度差に強い、気密と断熱性能のいい住宅づくりをしましょう!!
今後とも、よろしくお願いします🌼
▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥
\\\ 賢い家づくり勉強会開催! ///
🕰11/23 (祝) イーグレ姫路 セミナーB室
💭お家づくりをするにあたって、知らなきゃ損するポイントは!
■ハウスメーカーの住宅はなぜ高いのか?
■建てた10年後に後悔しないための事前チェックポイント
お申込みは、弊社ホームページのお申込みフォーム、もしくはお電話にてお待ちしております☺
≪≪≪詳しくはURLをチェック!≫≫≫