家づくりで重視したいポイントの一つに挙げられるのが、「性能」。
性能一つをとっても様々な項目がありますが、今回は「断熱性能」について解説いたします。
目次
1.断熱性能とは??断熱性能の重要性
2.断熱基準を知って住宅会社を見極めよう!
3.まとめ
1.断熱性能とは??断熱性能の重要性
「冬はあたたかく、夏は涼しい。暖冷房費を抑えた快適な暮らし」を実現していくためには、高断熱・高気密・計画換気の3つの条件がそろっていることが大切です。
その中でも「高断熱」とは、室内の熱が伝わりにくく、逃げにくいことを指します。
反対に、断熱がしっかりと確保できていない住宅ですと、家の外と中の熱移動を遮ることができずに室内の温度が外気温に左右されてしまいます。そのため冬は寒く、夏は暑いという快適性を確保できなかったり、暖冷房費が高くなってしまうことが考えられます。また、ヒートショックなどの健康被害のリスクも出てきます。※ヒートショック:部屋間の温度差により、血圧に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こしてしまうこと。
2.断熱基準を知っておこう!
「冬はあたたかく、夏は涼しい。」といっても、住んでみないとわからなかったり、人によって感じ方が違うのでは?と思われる方が多いのではないでしょうか。
断熱性能には基準となるグレードがいくつか存在します。そして、それらを分かりやすくするために「UA値」という数値(数値は小さい方が良い)で表します。UA値は地域によって基準の数値が異なります。ここ兵庫県は第6地域と呼ばれ、UA値の省エネ性能基準は0.87になります。しかし、定められている省エネ性能基準(断熱等級4)のUA値0.87は事実上、最低レベルの断熱性能と認識されておく方が良いかと思います。
「冬はあたたかく、夏は涼しい。」高断熱な住宅を建てようと思うと、ZEH+基準のUA値0.5を下回る住宅会社を選ばれることをお勧めいたします。ちなみにビオラホームは、0.5以下を標準とし、HEAT20のG2グレードの0.46相当の断熱性能を確保しております。
3.まとめ
今回は断熱性能に焦点を当てましたが、はじめにお伝えしたように「冬はあたたかく、夏は涼しい。暖冷房費を抑えた快適な暮らし」を実現していくためには、高断熱・高気密・計画換気の3つの条件がそろっていることが大切です。
まずは家づくりの第一歩として断熱基準数値であるUA値0.5以下を標準とする住宅会社を見られてはいかがでしょうか。UA値はどうしたら分かるのか?というと直接聞いてみるといいんです!その回答によって性能を重視されている住宅会社かどうかを見極める手段にもなりますので、ぜひ実践してみてください。
「性能」に関することや「家づくりは何から始めれば良いのか」が知りたい方は、1月21日(日)に開催される「後悔しないための家づくり勉強会」にぜひご参加ください!第三者機関の講師の先生が家づくりのコツを分かりやすく解説いただけます♪
また気になることやご相談がございましたら、お気軽にビオラホームまでご連絡ください☺️